福井のセレクトショップ「DISCOVERY(ディスカバリー)」の水尻です。
セレクトショップってのは、色々なブランドやアイテムを独自の視点でセレクトするってのが基本です。
当店はメンズのセレクトショップですから、洋服やそれにまつわる小物や靴がメインアイテム。
そんな想いでお店を始める時、色々なブランドを探したのですが、見つからなかったアイテムがスーツと時計だったんです。
時計はなかなか納得できるブランドが見つからなくて、日本国内だけじゃなく海外ブランドも含めてかなり探しました。
目次
時計が持つお洒落さと複雑さ
時計って洋服とは違った嗜好性があります。
何となく車に近いような印象ですよね。
とにかく高くて高級な部類から、大衆車みたいなお馴染み部類もあったりする。
携帯電話が普及した現代においては、必要じゃないアイテムかもしれませんが、ステータスを感じる人がいるのもまた事実です。
突き詰めればきりがない、無限ループの様な世界でもあります。
そんな奥深い時計という部分で、僕がお店で提案する時計ブランドに求める条件はこんな感じでした。
- 修理、メンテナンスが可能である
- 機能性だけじゃなくファッショナブルであること
- 10万円を超えない絶妙な価格帯
細かくいえば他にもありますが、基本条件はこの3つでした。
それにうまくハマったのが、本日紹介する「VAGUE WATCH CO.(ヴァーグウォッチカンパニー)」です。
「VAGUE WATCH CO.(ヴァーグウォッチカンパニー)」とは
現在まで多くのブランドのショップやオリジナル時計をプロデュースしてきた、ヨシダトレードカンパニーが手掛けるブランド。
オリジナルブランドである「Vague Watch Co.」は、アンティークウォッチのディーラーとして30年、時計制作に携わって20年の活動の中で多くの希少な腕時計を所有、売買、リサーチすることから生まれたデザインを昇華させた物作りで独自の世界観を表現しています。
『ヴァーグウォッチ』の腕時計の最大の魅力は、もの作りへのこだわりとクオリティーの高さです。
古き良きアンティークウォッチのデザインを踏襲しつつ、実用的な部分や使い勝手につながる部分は改良され、加工も職人が一点ずつ手作業で行い、外観だけでなく心臓部といえるムーブメントやケースやバンドの材質や質感にもこだわった本格的なものとなっています。
アンティークウォッチが欲しいと思っても、高額なプライスやメンテナンスの問題で、気軽に普段使いできる1本に出会うのは難しいものです。
『ヴァーグウォッチ』はヴィンテージの雰囲気を気軽に楽しめる高精度のレプリカという提案で、コンセプトを体現しています。
大手メーカーでは実現することが出来ないエイジング加工や、個々のパーツの作りこみは他に類を見ない仕上がりです。
今回はヴァーグウォッチの商品の中から、ステンレスベルトを使った普段からカジュアルまで使用可能なモデルを紹介します。
COUSSIN EARLY STAINLESS BELT(クッションアーリーステンレスベルト)
商品写真
色サイズ価格
VAGUE WATCH CO.(ヴァーグウォッチカンパニー)
NO.CO-L-008-SB
COUSSIN EARLY STAINLESS BELT(クッションアーリーステンレスベルト)
PRICE 34,000+tax
商品説明
ヴァーグウォッチの初代モデルとなる「COUSSIN(クッション)」をアップデートしたモデルとなります。
「COUSSIN(クッション)」は1920年代に製造された時計を元にデザインされたモデルで、フランス語で「クッション」の意味を持ち、その名の通り時計ケースがクッションの形をしている所から名付けられました。
アンティーク時計に多く見られるコインベゼル(コインの縁に見られるような細やかなギザギザを入れる装飾技法)を採用するだけじゃなく、1920年代に主流だったスクリュー式のオニオンリューズまでも再現したブランドのコンセプトを代表する様なデザインとなっています。
ベゼルというのは風防のガラスを縁取っているパーツの事で、時計の第一印象だけでなく機能まで決定的に決めてしまうことがある重要なパーツとなります。
そしてケース本体に1点ずつ丁寧なエイジング加工(長年使いこんだような風合いをだす加工)が施されており、手軽にアンティーク時計を楽しむというコンセプトを持つこのブランドならではの味付けが施されています。
これだけでも十分ですが特筆すべきはステンレス、製のエクステンションブレスを採用している点があげられます。
エクステンションブレス(エクステンションベルトとも呼びます)とは、ブレスレットのこまの繋ぎ目がばね式になっており、伸ばしたり、縮めたりできるようになっている金属製のベルトの事です。
アンティーク時計好きならお馴染みの仕様ですが、ひとコマずつバネが入り、サイドはビス止めで仕上げられた手間のかかるこだわりの仕上がりとなっています。
ケースの素材にはステンレススチール(316L)を使用しております。
ステンレススチール塊をくりぬいて成型し、裏蓋をスクリューバック式にする事で50mの完全防水を実現しました。
防水性の高いねじ込み式リューズを使用し、オリジナル成型のクリスタルガラス製ドーム型風防を使用しております。
ムーブメントは信頼性の高い日本製のクォーツを使用しているので、故障は非常に少なく高い精度を保ちます。
DIVER’S SON(ダイバーズサン)
商品写真
色サイズ価格
VAGUE WATCH CO.(ヴァーグウォッチカンパニー)
NO.DS-L-001
DIVER’S SON(ダイバーズサン)
PRICE 25,000+tax
商品説明
“アンティークウォッチの雰囲気を手軽に楽しめる腕時計”をコンセプトにされた「VAGUE WATCH CO.」
「DIVER’S SON」は80、90年代のダイバーズウォッチをベースに、本来サイズが大きいダイバーズウォッチを少し小振りになボーイズサイズをイメージして仕上げました(DIVER’S SONとはそういう意味を込めてつけられた名前です)。
男性にとってはすっきりとしたサイズで着用できるだけじゃなく、女性用のダイバーズウォッチを探している人にもおすすめの時計です。
ケースの素材はステンレススチール(316L)、ベルトの素材には懐かしい質感のウレタンを使用。
厚さ3mmのドーム型の風防は硬質クリスタルガラスを採用しました。
当時の形を再現しながらも強度は増しています。
ムーブメントは信頼性の高い日本製のクォーツを使用しているので、故障は非常に少なく高い精度を保ちます。
NATO軍の支給品をモチーフにデザインされた、ナイロンのオリジナルベルトが替え用として付属します。
防水は100m防水(10気圧)となっております。
軍用のサングラスケースをモチーフに製作したオリジナルポーチの中にはベルト交換用の工具も付属します。
GRY FAD(グレーフェイド)
商品写真
色サイズ価格
VAGUE WATCH CO.(ヴァーグウォッチカンパニー)
NO.GF-L-001
GRY FAD(グレーフェイド)
PRICE 43,000+tax
商品説明
ヴァーグウオッチのダイバータイプでは、初めて日本製の自動巻きムーブメントを搭載したモデルです。
自動巻きとはその名の通り、手の動きによってその振り子がクルクル回りゼンマイが巻かれる電池がいらない時計の事です。
アンティークのダイバーズウオッチをイメージして制作されており、本来は黒だったベゼル(ガラス周囲のリング)が使っていくうちに色が取れてしまい本体と同じシルバーになってしまったデザインを再現しています。
ステンレスベルトには「エイジング加工(使い込んだ様な加工)」を施しているので、長年使用したような質感を再現しております。
付属品として、グレーに統一したナイロンベルトとベルト交換用の工具と、オリジナルポーチが付属します。 風防は硬質クリスタルガラスを採用しており、防水は100m防水となっております。
ベルトのサイズは手首回りが19.5cm位までの方なら問題なく付ける事ができます。
ベルト自体はコマ外しによる調整が可能なので短く調節する分には限度がなく、手首が細い方や女性でも問題なく付ける事ができます。
ベルト交換用の金具が付属してますが、自信が無い人は時計屋さんやホームセンターなどに持ち込む事をおススメします。
どうでしたか?
今回紹介したのはすべてステンレスベルトを使った時計でしたが、レザーベルトやナイロンベルトに交換する事で違った楽しみ方も可能です。
ヴァーグウォッチは交換用のベルトも販売しているので、自分のアイデアで他にはない組み合わせも可能です。
使い捨てじゃなく、納得できるものを長く使ってもらいたいという思いを感じる事ができます。
時計が欲しいと思っている人はもちろん、すでに持っている人も検討してもらえると嬉しい限りです。
お店からのお知らせと独り言
最近インスタを見て来店される人が増えた気がします。
以前はスタッフが担当していて入荷商品の紹介がメインでした。
ただ・・入荷情報だけだと、同じブランドを取り扱っている他店と差別化ができない。
僕が担当する時にそう感じたので、メインアイテムを決めたスタイリングとそのコメントに変更しました。
いわゆるミニブログ的な感じです。
ちなみに入荷情報はすべてストーリーという24時間で消える投稿にアップしています。
「日常着としての自然なお洒落」を基本にした、当店のコンセプトに沿ったスタイリングをモットーに日々更新中です。
少しずつではありますがフォロワーも増えておりますので、見ている方でインスタやっている方がいましたら是非フォローして下さい。
INSTAGRAM・・・ DISCOVERY Officialはこちら
では本日もお待ちしております。
DISCOVERY 水尻
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